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2010'02.15 (Mon)

日本通運と大橋家判決速報(朝日新聞より)

大橋家「安全配慮違反」裁判今日判決でした。
この悪天候の中、傍聴席に入りきれないほど大橋家の傍聴へ来ていただきました。ありがとうございました。
取り急ぎ大橋家の朝日新聞に掲載された記事をアップします。一部大橋家の一番訴えていた「安全配慮義務違反」の部分に関して勝訴しました。応援してくださっている皆さんに何社かの新聞社が掲載している記事をアップさせていただきます。
後日、また詳しくアップします。

朝日新聞記事より

日本通運(本社・東京)の男性元社員(当時56)が首つり自殺したのは上司から退職を迫られたのが原因として、妻ら遺族3人が同社に慰謝料など計約5千万円の賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。田中敦裁判長は、上司の発言が男性の精神状態を悪化させた一因と認定し、同社が安全配慮義務を怠ったとして慰謝料など約330万円の支払いを命じた。

遺族側は、男性が生きていれば得られたはずの収入(逸失利益)2千万円余りも求めたが、判決は、上司の発言と自殺との直接の因果関係まではないとして退けた。

判決によると、男性は2004年春に関西空港支店に配属され、貨物の仕分けなどを担当。持病のC型肝炎の治療で入院した後の同7月、通院しながら職場に復帰したいと上司に伝えた際、「自分から身を引いたらどうか」と退職を勧められた。そのころからうつ病を発症し、06年11月に自宅で自殺した。


読売新聞記事より

うつ病自殺、上司言動が一因と認める判決
読売新聞 02月15日22時23分

「日本通運」大阪旅行支店(大阪市中央区)に勤務していた大橋均さん(当時56歳)がうつ病となり、自殺したのは退職強要が原因だったとして、妻ら遺族3人が同社に計約5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。

田中敦裁判長は「自殺は予見できなかった」としたが、上司の言動がうつ病の一因になったことは認め、慰謝料約330万円の支払いを命じた。

判決によると、大橋さんは2004年6月にC型肝炎で入院。翌月、うつ病になり、06年11月に自殺した。

田中裁判長は、大橋さんの入院前後に、上司が「自分から身を引いたらどうか」などと発言したことについて、「精神面を含む健康管理上の安全配慮義務に違反する」と指摘した。
 
日本通運広報部は「判決内容を検討して対応を決定する」としている。


時事通信

上司の「退職」発言でうつ悪化=日通に330万円賠償命令-大阪地裁
2006年に自殺した日本通運の男性社員=当時(56)=の遺族が、うつ状態などへの配慮を怠ったのが原因として同社に計約5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は15日、慰謝料など計約330万円の支払いを命じた。
田中敦裁判長は、男性がC型肝炎の治療で使っていたインターフェロンは、うつ状態になる副作用の危険があったと指摘。上司の「治療のため自分から身を引いたらどうか」という発言を、男性が退職を示唆されたと思い込みうつ状態を悪化させたとして、安全配慮義務違反を認めた。
一方、自殺は直前にあった業務上のトラブルが原因として、抑うつ症状や同社の対応との因果関係を認めなかった。
判決によると、男性は日通の大阪旅行支店に勤務していた06年11月、精神状態を悪化させて自殺した
日本通運の話 判決内容を検討した上で今後の対応を検討する。(2010/02/15-20:47)

産経新聞
自殺男性と鬱病との関係一部認め、日通に賠償命令 大阪地裁
2010.2.15 22:21
 
リストラの圧力をかけられた末に鬱(うつ)病を発症し自殺したとして、日本通運に勤務していた男性=当時(56)=の遺族3人が同社に約5千万円の賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。田中敦裁判長は日通側の安全配慮義務違反と鬱病発症の因果関係を一部認め、慰謝料など約330万円の支払いを命じた。

男性はC型肝炎でインターフェロン治療を受けていたが、田中裁判長は、上司が副作用として鬱病の発症を予見できたにもかかわらず「身を引いたらどうか」と退職をほのめかした点を「健康管理上の安全配慮義務に反する」と認定した。
一方で、「自殺は鬱病の発症が原因とはいえない」と指摘。自殺直前に上司が送った「2度目はありません」というメールを「解雇の最後通告ではなく、通常業務として許容される叱責(しっせき)の範囲内」とし、リストラの圧力があったとする原告の主張を退けた。

日本通運は「判決内容をよく検討した上で今後の対応を決める」としている。


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23:08  |  大橋家安全配慮違反  |  TB(0)  |  CM(14)  |  EDIT   このページの上へ

2010'02.10 (Wed)

2月15日「大橋家」いよいよ判決です

久しぶりの更新です中々更新が出来ずすみません今日の久しぶりのアップはいよいよ
来週月曜日に判決となる「大橋家」

後2日で本当であれば、日本で言う、赤いちゃんちゃんこ着て60歳還暦のお誕生日のはずだった大橋均さん。
多趣味だった均さん。そして家族を大切にするお父さんでした。私は均さんを実際には知りませんが、大橋家の家族を見ていると、本当に家族の絆が強かった事。そして、大橋家は自分たち家族だけでなく、どんな人にも思いやりを持つやさしい心を持った、妻錦美さん・長男和正さん・次男和広さん。そんな遺族を見ていると、これも均さんの教えだったんだと感じます。均さんと一緒に勤務していた人からも均さんの人柄も聞きました。とても温厚でまじめでとても仕事熱心だったと聞きました。均さんは、子会社に出向させられても、仕事は仕事。そんな気持ちを持ち、手を抜くことなく一生懸命働いていたそうです。それなのに、日本通運のした事は、パワハラや安全配慮義務違反。そして最後には精神的に追い込みました。私も実際、パワハラをされてる人、パワハラにより精神疾患で退職した人を何人か知っています。本当に日本通運のパワハラはえげつないやり方です。見てるこっちがあまりにも可愛そうで怒鳴りたくなったり、涙が出そうになったりするほど、酷い事をしたり、言われたり・・・それを私は知ってるだけに、均さんがC型肝炎になりながらも前向きに前向きに頑張って日本通運で一生懸命働いて来ていたのに・・・後、数年で定年になり、そこからも開放され、大好きだったアメリカへ行ったり、テニスをしたり、と沢山の夢があったはずなのに、その数年も耐えれないほど、均さんを精神的に追い込んだ日本通運が本当に許せません。

いよいよ大橋家の判決が2月15日に出ます。
皆で、天国にいる均さんにいい報告が出来ると信じています。
23:41  |  大橋家安全配慮違反  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ

2010'01.06 (Wed)

日通と戦う大橋家を応援している稲葉さんの陳述書

今年もまだまだ日通との裁判が何件も続きます。その中で2月15日に判決が出る大橋家のパワハラ・退職勧奨強要・安全配慮違反を応援して下さってる稲葉さんが裁判所に提出した、実際、自分自身もパワハラ・退職勧奨された旨を証拠として提出された文章です。
日通は退職勧奨もパワハラもないと大橋家遺族には否定していますが、実際、故大橋均さんとは、同じ旅行支店で同じ職場でしたが部署が違いましたので、直接仕事は一緒ではなかったものの一緒にセールスへ行ったりとの故大橋均さんの仕事への一生懸命さや人柄を知り、今回、お忙しい中裁判所への陳述書を作成して下さいました。そして、今の日本通運の状況から、稲葉さんも二度と同じ被害者を出して欲しくないと言う気持ちから今回、陳述書を公開してもいいと言ってくださいましたので稲葉さんの陳述書をアップします。

稲葉さんの陳述書

日本通運㈱在職中における「稲葉秀明」の事例につきまして

前略
先日は、ご面談の機会を頂戴いたし有り難く存じます。
さて、日本通運㈱の旅行部門に勤務しました小生は1990年代まで日本通運の社員であることを誇りに思い、旅行の仕事にやりがいを感じ勤務しておりました。
誠実で善良であった故大橋均氏も多分同じ気持ちを抱いておられたことと推測いたします。
しかしながら旅行部門の業績悪化の中で、退職勧奨強要やパワーハラスメントが実在した中で自死に追い詰められた故大橋均氏のご無念を想います時、今回の退職勧奨やパワーハラスメントが決して故大橋均氏一人になされたものではなく他にも事例があることを明らかにする義務があるものと判断いたし、小生の事例を下記のとおり述べさせていただきます.なお、必要な場合には小生の実名及び本事例を公開していただいても何等問題ございません。以上よろしくお取り計らいください。
草々

(記)

1.小生の情報
氏 名・生年月日・現住所・電話・職業(個人情報になるのでブログ内では省略します)

2.日本通運㈱での勤務履歴
 1974年4月 日通運㈱入社、大阪航空支店旅行部門に配属
 1999年12月末日まで大阪を始めとし、徳島、岡山、京都、姫路等の営業拠点にて旅行業に従事。
 2000年1月 関西エアーサービス㈱に出向 *略称「カスコ」 
    (カスコは日本通運大阪旅行支店100%出資子会社)
 2000年9月日本通運㈱和歌山旅行支店南紀白浜旅行営業所 勤務
 2001年9月 退職

3、故大橋均氏との職場での関係
入社年月は、故大橋均氏が5年早く職場での先輩にあたります。日本通運在職中に同じ課所で仕事を一緒におこなったことはありませんが、同じ取引先に対して合同でセールス等 おこなったことはあります。
小生が関西エアーサービスに出向した時、故大橋均氏羽田タートルサービス㈱」に既に出向中で勤務場所が関西空港 内の同一場所でした。

4.「稲葉秀明」の事例
①営業事務から作業現場への転向により肉体的苦痛と精神的苦痛を受ける
2000年1月 神戸旅行支店姫路分室勤務から関西エアーサービスに出向する。
関西エアーサービスは、関西国際空港におけるJAS(日本エアーシステム)の作業会社でありJAS国際線、国内線、他携帯航空会社の航空機誘導・機内清掃・貨物・旅客荷物の搭積載が主たる業務でした。
小生は、この内、貨物、旅客荷物の搭積載の担当をするものの、1日3~7便の処理に際しては特にJAS国内線は機材がMD型で搭積載はすべて手作業により行われ、1個約1㎏から30㎏の貨物、旅客荷物を1便当り100個前後の積み下ろし作業を行いました。また、同機の貨物室内での作業は貨物室の高さが150㎝程度しかなく中腰で荷物の積み降ろしをせざるを得ない状況の中で、これまで既往歴のなかった腰痛が発症しました。
これらの肉体的苦痛と課長職にありながら一肉体労働者として毎日を過ごす自分が情けなく精神的にも多いに苦痛でありました。

②退職勧奨強要される
2000年8月15日 場所:大阪旅行支店会議室 相手:大阪旅行支店総務担当N次長
関西エアーサービスの成田空港への移転に伴い、今後の処理に関し総務より呼び出しを受ける。

当時点のN次長の発言

成田空港への転勤はないこと。今後の処遇について、会社を辞めるか南紀白浜旅行営業所勤務かいずれかを選択するこ
とが要点で、これまで何回となく転勤を経験しましたが事前にこのような打診を受けたことはなく、強圧的なN次長の態度には小生を退職に追い込む意図を認識しました。結論は勤務場所がいずれでも旅行営業に復帰できる南紀白浜旅行営業所を選択いたしました。

③再度退職勧奨とパワーハラスメントを受ける
2001年7月23日 場所:和歌山市内 相手:大阪旅行O支店長(和歌山旅行支店を統括)
和歌山旅行支店主催の支店内営業会議(出席者約10名)席上にて出席者の面前」において、O支店長が小生を名指しし「いつまでも、君を会社が養っていくことはできない。早期退職制度もあるぞ(後日、確認したところ日通が社員に公開した早期退職制度はなかった)」。また、当時USJがオープンしこれの販売に関しこれも小生を名指しし「自分でお金を出してUSJを見てこい」と言われるなどの退職勧奨」とパワーハラスメントを受ける。


④その他補足
2001年8月29日様々の状況を勘案し、旅行という仕事に夢を追い続けた小生は新たな出発を決意し退職を申し出、正式に同年9月末日付けで日本通運を退職する。退職が決まった段階で、小生の上司であるY課長が小生に
「稲葉さんが辞めたことにより和歌山旅行支店長の評価が上がったらしいですわ」と馬鹿げたことを言ったため叱責したが、これからも推測できるように、本来、営業支店長の評価は業績の良し悪しによってなされるべきであるところ、生産対象人員の減員に重さが置かれていたことは自明であります。

以上

稲葉さんは、故大橋均さんの人柄をよく知っていて、また、当時、新聞ニュースを見てすぐに連絡をくれ、涙を流しながら故大橋均さんの生前の話をしてくれたそうです。そして裁判になった際にも協力をして下さりこう言った、実際
日通で行われている事実を裁判所に陳述書として提出して下さいました。そしてこのように実名で公開も快く承諾してして下さいました。稲葉さん本当にありがとうございます。こうやって裁判で戦ってる人達や応援してえるは皆、心痛めながらも日通に二度と同じ被害者を出さないっでほしい。そんな思いも込め戦っているにもかかわらず、日本通運は何も改善しない。本当に残念な企業です。今年も色々裁判内容アップしていきます。

PS関東県外の相談窓口は近いうちにアップしますね。
00:51  |  大橋家安全配慮違反  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT   このページの上へ

2009'11.19 (Thu)

大橋家への応援メール

11月に入りだいぶ寒くなってきましたね。最近は沢山のコメント有り難うございます。そして、情報も有り難うございます。そして、実際、日本通運でパワハラを受け残念ながら退職に追い込まれた方から大橋家の裁判に何か協力させていただけたらとメールを頂きました。本当にありがたいです。日本通運が裁判で、何を言おうとも、大橋均さんの声は聞けませんが、大橋均さんの変わりに、日本通運の実態を教えてくれる人が何人もいます。これは、大橋均さんの人柄が皆の心を動かしているんだと思います。今日は頂いたメールをアップしたいと思います。


メール

日本通運はスピークアップの機能になってない。私も課長による、パワーハラスメントで退職せざるおえなくなり、8月10日付けで退職しました。日通にはスピークアップという、通報機関があるにもかかわらず、通報しても本題から的外れな対応しかしてもらえず、残念な結果になった経緯があります。なにか大橋さんの力になれないかとの思い、メールをしました。ご連絡お待ちしております。

本当に暖かいメール有り難うございます。これからも宜しくお願いいたします。
次回からはコメントで頂いた内容に対して労働問題に詳しい方に聞き、分かる範囲で情報を載せていきたいと思います
22:52  |  大橋家安全配慮違反  |  TB(0)  |  CM(14)  |  EDIT   このページの上へ

2009'10.23 (Fri)

日本通運裁判大橋家結審と判決

ちょっと遅くなりましたが10月19日10時より大橋家の結審がありました。平日にも関わらず傍聴席は整理券を配らなければいけない程の満席になりました。
この後、日通裁判で戦っている人達の交流会があり、妻、錦美さんから挨拶がありました。挨拶の内容は
今日は忙しい中ありがとうございます。
夫が亡くなって来月で3年になります。日通と裁判を始めてから2年4カ月になりました。この間、準備書面の交わしが数回あり、それに対する井上先生の反論をみるたびに、これは勝てると勇気づけられるものの、逆に日通からの、ひどい反論を見ると怒りがこみあげ、その度に、感情のコントロールが出来ず、気分の浮き沈みがストレスとなりましたが、皆さんの支えと応援があり、結審までくることが出来ました。どう判決が出るか分かりませんが、これからも応援お願いしますと挨拶がありました。

結審の前に最終書面が被告・原告側からが提出されましたが…被告日通側の書面は、本当に酷い内容でした。本当に社員まででなく社員の遺族までにも、こんな言い方をするのかと思わされ、そして、今まで交わしてきた書面からも、日通の会社の在り方がよく分かりました。今までのたくさん交わした書面からもきっと裁判官は何が嘘で何が事実かはきっと分かると思います。しかし、どんな判決が出ようとも大橋家は戦い続けます。そして、私達も応援し続けます。これからも、宜しくお願いします


大橋家判決日

2010年2月15日13時10分
ですお時間あるかたは是非傍聴へいらしてください
15:30  |  大橋家安全配慮違反  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT   このページの上へ
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